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【2026年本命】なぜ今「薄底スニーカー」なのか?Y2Kトレンドの正体とスピードキャットが選ばれる理由

2026年に流行りそうなスニーカーってなんかある?

最近、街を見渡すと、まだ足元にボリュームのある「ダッドスニーカー」や厚底のブーツを合わせている人を多く見かける。もちろん、ダサいとか批判される訳では無い。
しかし、インスタとかファッションの最先端にいる感度の高い層や、海外のストリートスナップを注意深く観察してみてほしい。彼らの足元に、ある変化が起きていることに気づくだろう。


かつてのボリューム感は影を潜め、驚くほどスマートで、地面に近い「薄底スニーカー(ロープロファイルスニーカー)」へとシフトしている。


薄い靴なんて、体育館シューズみたいでカッコ悪くない?

せっかく買った厚底、もう古いの?

そう思う人もいるかも知れない。しかし、この流れは単なる一時的な流行り廃りではなく、ファッションの歴史的な「揺り戻し」であり、変化だ。


今回は、なぜ今これほどまでに「薄底」が注目されているのか?Y2Kとは何か?そして、2026年の主役級スニーカー「PUMA Speedcat(スピードキャット)」の魅力について徹底解説していくぞ。


「薄底スニーカー」が流行している背景には、現代のファッションシーンを象徴する3つの大きなムーブメントが関係している。これらを知ることで、なぜ今この靴を選ぶべきなのか、その理由がわかるぞ。

なぜ今、薄底なのか?

    何や?底の薄いスニーカーが流行ってるんや?

    なぜ、薄底のスニーカーが流行っているのか?ここ数年で人気が出てきて、2026年もまだまだ人気は継続しそうな勢いだ。流行っている理由は3つあると考える。

    最高の一足を手に入れるためにも流行りの理由を知っていて損はない。順番に解説していくのでついてきてほしい。

    世界を席巻する「ブロークコア(Blokecore)」

    参照 wear


    今、SNSを中心にZ世代から圧倒的な支持を得ているのが「ブロークコア」というスタイルだ。
    聞き慣れない言葉かもしれないが、「Bloke(ブローク)」とはイギリス英語で「一般男性、野郎、奴」といった意味の俗語。つまり、「イギリスの普通の男たちがサッカー観戦に行くような格好」をあえてファッションとして楽しむスタイルだ。

    ヴィンテージのサッカーユニフォームに、色落ちしたデニム。そして足元には、ハイテクなエアマックスではなく、クラシックで薄いスニーカー(アディダスのサンバやガゼルなど)を合わせる。この「飾らないカッコよさ」が世界中で爆発的にヒットし、薄底スニーカーの人気を決定づけた。

    「クワイエット・ラグジュアリー」の定着


    2020年代前半くらいから、ファッションの価値観は大きく変わってきた。分かりやすくブランドロゴが主張する服や、過剰に派手なデザインよりも、上質な素材とシンプルなシルエットを好む「クワイエット・ラグジュアリー(静かなる贅沢)」が定着してきた

    確かに前はブランドロゴが中央にデカデカと入っている物がたくさんリリースされてた

    そして、足元だけで主張しすぎる厚底よりも、全体のコーディネートに静かに寄り添い、引き立て役になれる薄底スニーカーは、男女問わず人気のアイテムになっている。

    「Y2K」リバイバル


    薄底スニーカー、特にPUMA Speedcatのようなモデルが再評価されている最大の理由は、「Y2K(ワイ・ツー・ケー)」ファッションのリバイバルだ。


    そもそも「Y2K」ファッションとは何か?
    「Y2K」とは、「Year 2000」の略称。つまり、1900年代の終わりから2000年代初頭にかけて流行したカルチャーやファッションのことを指す。


    当時の空気感とはどのようなものだったか?「未来」への憧れと、デジタルな高揚感があった。
    2000年前後は、インターネットが一般家庭に普及し始め、携帯電話が進化し、「21世紀=未来」というポジティブな期待感に満ち溢れていた時代だ。


    映画で言えば『マトリックス』のような、サイバーで近未来的な世界観。音楽シーンでは、デジタルサウンドを取り入れたポップスターたちが、メタリックな衣装や、身体にフィットするスポーティーな服を着こなしていた。


    でもね、今の「Y2K」はちょっと違う。
    当時のファッションがそのまま戻ってきたわけではない。現代の「Y2K」は、当時の「近未来的でスポーティーな雰囲気」をエッセンスとして取り入れつつ、現代風に洗練させたもの。


    人気は「流線型」と「テック感」
    90年代中盤までの「アメカジ(チェックシャツや太いチノパン)」のような土臭いスタイルとは対照的に、Y2Kはナイロン素材やジャージ、そして「流線型のデザイン」を好む。

    ではスニーカーはどうなのか?


    厚底のダッドスニーカーは、どちらかと言えば90年代の「野暮ったさ」を楽しむものだった。
    対して、今流行しているPUMA Speedcatなどの薄底スニーカーは、無駄を削ぎ落としたシャープなフォルムをしている。これが、Y2K特有の「サイバーで未来的」な空気感にピタリとハマる。
    今の20代・30代にとって、このテイストは「懐かしい」というよりも、「一周回って未来的でクール」に見えている。それがY2Kリバイバルであり、薄底スニーカーが選ばれる理由だ。

    PUMA Speedcat(スピードキャット)がオススメ


    アディダスのサンバ、オニツカタイガーのメキシコ66など、名作と呼ばれる薄底スニーカーは数多く存在する。しかし、「これから買う」のであれば、PUMAスピードキャットを強くおすすめする。

    なぜなら、スピードキャットこそが、前述した「Y2K」の空気を最も色濃く反映した一足だからだ。

    そもそもなんだが、スピードキャットってなんだ?

    スピードキャットとはモータースポーツ(F1)のDNAが生んだ機能美


    スピードキャットのルーツは、その名の通りモータースポーツにある。F1ドライバーが狭いコックピットの中で、繊細かつ確実なペダル操作を行うために開発された「レーシングシューズ」がベースになっている。

      ポイント

      • 極限まで薄いソール: 足裏で地面(ペダル)の感覚をダイレクトに掴むため。
      • 細身のシルエット: 無駄な空間を排除し、足と一体化するフィット感。
      • 丸みを帯びたヒール: 運転中に踵(かかと)を支えやすくするための独特な形状。


      これらはすべて「速く走るため」の機能だが、その結果として生まれたデザインは、他のスニーカーにはない鋭く洗練された流線型の美しさを持っている。

      オススメはワイドパンツとの組み合わせ


      今のメンズファッションの主流である「極太のワイドパンツ」や「カーゴパンツ」。これがまたスピードキャットと合う。
      裾幅の広いパンツから、スピードキャットのシャープなつま先と、象徴的な「プーマキャット」の刺繍がチラリと覗く。
      この「ボリュームのあるパンツ」×「華奢で鋭い靴」のコントラストこそが、今もっとも旬なシルエットだ。

      全身をダボダボにするのではなく、先端(足元)をシュッと引き締めることで、コーディネート全体にメリハリが生まれ、一気に垢抜けた印象になる。

      「サンバは街で被るから避けたい」「もっと男らしくて、鋭いデザインが好き」という人にはオススメの一足だ

      まとめ:足元から「軽やかさ」を取り入れよう


      ファッションのトレンドは繰り返す。しかし、まったく同じ形で戻ってくることはない。
      2026年の「薄底ブーム」は、Y2Kという過去のアーカイブを、現代の「クワイエット・ラグジュアリー」や「ブロークコア」というフィルターを通して再解釈した、新しい大人のスタイル。


      厚底スニーカーを否定する必要はない。ただ、もしあなたが「最近、なんとなく今の格好がしっくりこない」「新しい風を取り入れたい」と感じているなら、足元を変えてみるのが一番の近道だ。
      軽いシャープなフォルム。今までになかったシンプルなデザイン。スピードキャットを履くことで新しいコーデができるだろう。
      トレンド最前線の「薄底スニーカー」、ぜひこの機会にチェックしてほしい。

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